だるま朝日とは

だるま朝日の昇る街、庵治町写真コンテスト 2014年度 だるま朝日部門 最優秀賞 - 住田正二三「ある晴れた朝」
だるま朝日の昇る街、庵治町写真コンテスト
2014年度 だるま朝日部門 最優秀賞 – 住田正二三「ある晴れた朝」

だるま朝日とは、光の屈折により、水平線から昇った太陽が「だるま」のように見える朝日のことです。
蜃気楼(しんきろう)の1つであるともいえ、光には、密度の異なる空気があると、より密度が高く冷えた空気の方へ進む性質がありますが、だるま朝日も、海水温と大気の温度差により、太陽の光が屈折して、私たちの方へ届くのです。

したがってだるま朝日が見られるかどうかは、海水温と大気の温度差が大きい時期に、山や島、陸地からではなく、海から朝日が昇るということが、ポイントになってきます。
こちら四国は香川県高松市庵治町では、四国本土最北端といわれる竹居観音岬から、春分と秋分、それぞれの前後約1週間にだけ見られることが、地元の写真愛好家の方によって発見されました。

もちろん曇りや雨の日には、太陽自体が見られません。
だるま朝日は様々な条件が重なりあってようやく見られる、たいへん貴重な現象なのです。

「だるま」はもともと縁起物として広く知られていますが、「だるま朝日」はその希少さから、ますます縁起が良いものであるともいえ、だるま朝日を見た人には、また、それを写真に収めた人には、幸運が訪れるのかもしれません……